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全国有数のピーマンの産地茨城県神栖市で特産のピーマンの出荷が最盛期を迎えています。

神栖市は水はけがよい土壌などを生かして年間を通じてピーマンが生産されていて、おととしのピーマンの産出額は102億円余りと市町村別で全国トップです。

いまは去年12月以降に苗を植えた「春ピーマン」が出荷の最盛期を迎えています。

神栖市太田の多崎勲さん(53)の農業用ハウスでも収穫作業に追われていました。

10センチほどに育ったピーマンのへたの先をはさみを使って、ひとつひとつ丁寧に収穫していました。

ピーマンはこのあと近くにあるJAの集荷場に運び込まれ、傷がないか確認されたあと、大きさや重さごとに選別され箱詰めされていました。

この集荷場ではこの時期、1日におよそ60トンが運び込まれるということです。

多崎さんは「ことしは今月の気温が低めだったので、ハウス内の室温に気をつかいました。苦みが少ないピーマンなので、味わっていただきたいです」と話していました。

神栖のピーマンは来月いっぱいまでが収穫のピークで東京や名古屋などに出荷されるということです。

茨城 神栖 特産のピーマンの出荷が最盛期迎える|NHK 茨城県のニュース