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INFO:
『ラ・セーヌの星』(ラ・セーヌのほし)は、1975年4月4日から同年12月26日までフジテレビ系列で放送されたテレビアニメ。制作はフジテレビu002Fユニマックスu002F創映社(現・サンライズ)。全39話。 1789年に勃発したフランス革命の頃のパリを舞台とし、美少女剣士の活躍を描く。主人公はシテ島で花屋の娘として育った美しい少女シモーヌで、変装して「ラ・セーヌの星」を名乗り戦う。シモーヌはオーストリア女帝マリア・テレジアの夫フランツ1世とオペラ座の歌姫を両親に持ち、ルイ16世の王妃マリー・アントワネットの異母妹であるという設定である。 フランスを舞台にしたアニメであり、日本コロムビアの木村英俊の発案で歌もフランス人の女性歌手アレーヌが担当した。駐日フランス大使館とフランス観光協会の協力により、パリでオーディションを実施。8人の応募者の中からアレーヌが選ばれ、3日間の日本語の特訓を経て、現地で録音された。放送開始1ヶ月後にアレーヌは来日して、関東中心に6ヶ所でイベントが開催された。 堀江美都子は、適切なフランス人歌手が見つからなかった場合に備えた存在だった。実際にアレーヌの録音が間に合わず、放送では第1話・第2話のみ堀江版のオープニングとエンディング曲が使用されている。この堀江バージョンは当時は朝日ソノラマから発売され、後年コロムビア「堀江美都子 歌のあゆみ2」に収録された。 堀江版オープニングは後年まで再放送で使用されていたが、現在のCS放送やDVD版ではアレーヌ版に差し替えられている。